今後の展望

August 20, 2020

概要

これから学ぶべきことについて大雑把に記述していきます.

自論

これまで,HTMLとCSSの文法や初歩的な手法を学んできました.HTMLとCSSでスクラッチで書くのは厳しいかもしれませんが,おそらくBootstrapなどのCSSフレームワークを使えばそれなりの見た目のページが作れるのではないかと思います.おめでとうございます!

これは完全な自論ですが,最近は(将来的には)HTMLやCSSを自力で一から書く必要は必ずしもないように感じます.というのも,Bootstrapだったり,Material UIだったりと言ったフレームワークは,ある程度まとまった機能を持ったコンポーネントを提供してくれています.これらを組み合わせることによって,あまり見た目に拘らなければ,簡単にWebの表層を作ることができます.

ただ,全てこれらでどうにかなると言ったら,そういうわけでもありません.自力で実装しなければならないものや,接合しなきゃいけないものもあります.正直いうと,これまでの講座だけでは,知識が不足しています.HTMLのタグだったり,CSSのプロパティはかなり沢山あります.また,それらを組み合わせるのに当たって,特殊な懸案事項を考慮する必要もあります.ただ,それらを手取り足取り(一つ一つ)教えるのは,少し無理があります.ですので,必要に駆られたならば自力で学ぶということが必要になります.ここに,これ以降のざっとしたロードマップを載せておきますので,気概があったら取り組んでみてください.

ロードマップ

  1. JavaScript(あるいはTypeScript)に触れてみる

    • ReactやVue.jsなどのモダンな技術を学ぶ
    • jQueryでサイトに動きをつけてみる
  2. HTMLとCSSを深く学ぶ

    • HTMLやCSSの細かい部分を学習する
    • CSSの進化系Sassを学ぶ
  3. サーバーサイドをやってみる

    • jDangoやFlaskと言ったフレームワークではPythonを使います
    • サーバーサイドJavaScript(Node.js)をやってみる
    • あるいは,日本製言語のRubyを用いてRuby on Railsを使ってみる
  4. いろいろなCSSフレームワークに触れてみる

    • Bootstrapもその一つです
  5. その他諸々の技術に触れてみる

    • 学ぶべき / 学ぶことのできる技術は無限にあります

まあ,だいぶざっくりしたロードマップです.何か重要なことを見落としてる可能性もあるので,気をつけてください.

サーバーサイドは,もう一つのPython講義の方で,じきにFlaskをやるのでやらなくてもいいかもしれません.よって,優先順位は次のような感じになるかなと思います.ただし,サークルで活動するような小規模の開発を想定しています.

  1. Bootstrapを扱えるようになる
  2. HTMLやCSSの細かい部分を学習する
  3. jQueryで動きをつけてみる(JavaScriptで動きをつける感覚を体験する)
  4. jQueryじゃ物足りない!という人は,Vue.jsをやってみる(あるいはReactでもいいかも)

だいたいこんな感じになるかなと思います.それに伴って,JavaScriptの基本的な文法は覚えなければならないので気をつけてください.個人的には,この言語は曲者だと思っていますが,Pythonをやった皆さんなら割とできるのではないかと思います.

 リンク集

主要なもののうちいくつかを記載しています.

基礎技術

JavaScriptフレームワーク

CSSフレームワーク

サーバーサイド